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「てんかん」の方に向いている仕事とは?/求めるべき配慮などを解説!

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2024.02.16.

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目次



 ■てんかんとは
 
「てんかん」とは脳の神経細胞が過剰な電気活動を起こして発生する疾患で、突然けいれんのような発作や意識を失うなどの症状が何度も繰り返すなどする決して珍しい疾患ではありません。
 
てんかんの種類や症状はさまざまありますが、突然体の一部がけいれんしたり、勝手に動いたり全身が固く突っ張ったり、逆に急に力が抜けたりすることがあります。
 
また嘔吐や腹痛、幻聴や幻視があったり、急に大声を出したり、激しく体を動かしたり、逆に突然意識を失うようなこともあります。
 
てんかんは適切な治療と服薬などである程度はコントロールすることが可能ですが、やはり急に症状が現れるため、職場の方々の理解と協力が必要になります。

 



 

■てんかんの方に向いている仕事/求めるべき配慮など


   てんかんの発作やその程度はそれぞれの人によってさまざまなため向いている仕事は一概には言えませんが、下記のような仕事であれば不安も少なく働けるでしょう。
 
 ・オフィスでの各種のデータ入力
 ・ファイルの整理や情報管理
 ・プログラミングやライティングなどのクリエティブな仕事
 ・店舗での接客や品出し、商品陳列等…
 
  ただ、てんかんの症状が突発的に出ることで、本人だけでなく職場の方々にもパニックや強い不安を引き起こすこともあり、やはり職場の方々の理解と協力体制が不可欠になります。
 
  具体的には、事前にどのような発作などがあるのかを知っておいてもらい、発症時の対応マニュアルなどを準備しておいてもらうことが考えられます。
 
  また実際に発作が出た場合には柔軟に休憩を取らせてもらったり、早退させてもらうなどの臨機応変に対応させてもらうことを求めておくことも重要です。
 
  あるいは職場で発症した際には、職場の方々にはそのときの状況や発作の度合いをしっかりと記録として残して職場内で共有しておいてもらうことで、その後の対策としても有効になっていきます。

   

 就労移行支援を利用するメリット


  てんかんの症状は人によってさまざまなため、それぞれの方に対して丁寧なサポートが期待できる機関を利用することをお勧めします。
 
  その1つの候補が障害者総合支援法に定められた障害福祉サービスである「就労移行支援事業所」です。
 
  就労移行支援では利用者1人ひとりの特性に応じて支援の計画を作り、原則2年間以内に就職して職場定着できるようサポートしていきます。
 
  また多くの就労移行支援事業所は、就職後6カ月が経った後は1ヶ月に1度の面談をするなどの「定着支援」もおこなっていますので安心できます。

  
 

   


■ まとめ 


  「てんかん」は脳神経が過剰活動を起こして発生する疾患で、突然けいれんのような発作や意識を失うなどの症状が何度も繰り返して起きます。
 
  突然全身が固く突っ張ったり逆に力が抜けたり、嘔吐や腹痛、幻聴や幻視、急に大声を出したり、激しく体を動かしたりすることもあります。
 
  適切な治療などである程度は発作をコントロールすることが可能で、身体的な危険を伴わない幅広い仕事に携われます。

  しかし急に発作が起きるため職場の方々の協力が必要で、事前の情報共有や発症時の対策、また発症後におけるその後の対策など、配慮を求めるべきです。

  てんかんの発作の現れ方はさまざまで、それぞれの方に応じた支援計画を立ててサポートしてくれる就労移行支援事業を利用されることを検討されてはいかがでしょうか?
 
  2年以内での就職を目指し、実際に働き始めてからも定着支援を受けることも可能になります。
 
  私たち京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイルでも、てんかんの方が毎年数名は利用されており、さまざまなトレーニングを受けて一般就労した後もしっかりと職場に定着されていて、そんな実例をお伝えすることもできます。
 
  京都の中心地である四条駅と烏丸駅に直結したビル内に事業所を構えてとても便利ですので、一度見学がてらご相談にお越しいただければと思っています。
 
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