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「パーソナリティ障害」の方に向いている仕事(配慮ポイントなど)とは?

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2024.03.07.

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目次

 
「パーソナリティ障害」とは?
 
「パーソナリティ障害」は精神疾患の一種で、大人数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんだり、周囲がこまったりする場合に診断されます。認知、感情のコントロール、対人関係といった精神の偏りから生じるものです。決して「性格が悪いこと」を意味するものではありません。
 
パーソナリティ障害の特性は多種多様で、3つのグループと10のタイプに分類に分類されます。
 
3つのグループを説明すると…

1つ目は、周囲の方を信用できず、周囲の方からの自分の評価をまったく気にしなかったりする一方、対人関係に消極的で強いストレスを感じたりします。
 
2つ目は、行動が感情的かつ衝動的で社会ルールに無関心だったり、常に周囲の方からの注目を欲しがったり自分が見捨てられる不安があったり、自分は特別な存在だと思ったりもします。
 
3つ目では、周囲の方から否定されることに強い恐怖を感じたり、自分自身では判断ができず他者に依存したり、自分独自のルールにこだわって周囲の方にもそれを求めてしまったりします。
 
パーソナリティ障害の原因は人によってさまざまで、生まれ持って障害がある場合もあれば、学校や社会に出てからのストレスなどから発症するケースも少なくありません。
 
パーソナリティ障害は家族や職場の方々を巻き込み、その方々にも精神的ダメージを与えることも多く、生きづらさを強く感じるようであれば専門的な医療機関での受診や治療を受けることが重要です。
 

   
   
パーソナリティ障害の方の仕事選び
 
では、パーソナリティ障害の人に向いているのはどうような仕事はでしょうか? 

パーソナリティ障害の特徴のひとつに、良い人間関係を築くことが難しいことが挙げられます。そのため、あまり人と関わることなく行うことができる仕事が向いていると言えます。
 
また体調が不安定になりやすいという特徴のあるパーソナリティ障害のある人は、時間や場所を自分で選べてマイペースで働くことができる仕事が良いでしょう。
 
期限までに仕上げれば良いという仕事であれば、自分の体調やコンディションと相談しながら柔軟性をもって取り組むことができてストレスも軽減されます。
 
なお、パーソナリティ障害の症状は多種多様であり、職場の方々の理解と配慮が欠かせません。自分の症状をしっかり理解をして職場の方々に伝えて協力を仰ぐことが重要です。
    


パーソナリティ障害の方に向いている仕事とは(求めるべき配慮など)
 
人と関わることが少ない仕事としては、具体的にはデータ入力や書類のファイリングなどの定型業務に集中できる事務系の仕事が考えられます。
 
また物流ドライバーや研究職やエンジニア、各自の作業内容が明確に割り振られる工場や店舗での軽作業なども人との関わりは少ないと言えるでしょう。
 
マイペースで働けて期限までに仕上げれば良いという仕事では、Webデザイナーやライター、動画編集などであれば、在宅ワークも可能で適しているでしょう。
 
いずれにしても前述したように自分の症状をしっかり理解をして職場の方々から理解と配慮をいただくことは欠かせません。


    
就労移行支援を利用するメリット
 
繰り返しになりますがパーソナリティ障害の症状は人によってさまざまで、就職を考えるにあたってはそれぞれの方に沿った支援を受けられることが望ましいです。
 
その1つの候補が障害者総合支援法に定められた障害福祉サービスである「就労移行支援事業所」です。
 
就労移行支援では利用者1人ひとりの特性に応じて支援の計画を作り、原則2年間以内に就職して職場定着できるようサポートしていきます。
 
またスキルアップスマイルでは、就職後6カ月が経った後は1ヶ月に1度の面談をするなどの「定着支援」もおこなっていますので安心できます。

    

まとめ
 
パーソナリティ障害は精神障害の1つで、頑固で柔軟性がなく、本人や周囲の方々に苦痛をもたらす考え方や行動が長期に渡って続くということが特徴です。
 
パーソナリティ障害の症状はかなり多種多様で、周囲の方にも影響を及ぼすことから専門的な医療機関で診察を受けることが重要です。
 
働くことを考えるにあたっては、人との関わりが少なく、また期日までに仕上げさえすれば良い柔軟性が高く自分のペースで働ける仕事なども検討されることが望ましいです。
 
具体的には事務職や軽作業、物流ドライバー、エンジニア、在宅ワークが可能なデザイナーやライターなどの仕事になりますが、何においても職場の方々の理解と配慮を求めることが重要です。
 
パーソナリティ障害の症状はさまざまで、それぞれの方に応じた支援計画を立ててサポートしてくれる就労移行支援事業を利用されることを検討されてはいかがでしょうか?
 
2年以内での就職を目指し、実際に働き始めてからも定着支援を受けることも可能になります。
 
私たち京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイルでも、毎年数名はパーソナリティ障害のある方が利用されており、さまざまなトレーニングを受けて一般就労した後もしっかりと職場に定着されていて、そんな実例をお伝えすることもできます。
 
京都の中心地である四条駅と烏丸駅に直結したビル内に事業所を構えてとても便利ですので、一度見学がてらご相談にお越しいただければと思っています。
 
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