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「保健所」とは?/サービス内容など解説!

 

目次

 

「保健所」とは?

 

 

「保健所」とは、地域保健法という法律にもとづいて公衆衛生行政を実施する機関のことで、都道府県や指定都市、中核市や特別区など全国に450以上あります。

 

 

健康づくりや健康問題への対応などの地域における拠点として位置づけられ、具体的には精神疾患などに関する相談を受け付けているほか、感染症などの対策、食品衛生・環境衛生に関する指導など、専門性の高い業務を幅広くおこなっています。

 

 

勤務する職員も多職種にわたり、保健所の規模によっても異なりますが、医者や保健師、薬剤師、栄養士、精神保健福祉士などが働いています。



  

 

 

市町村保健センターや精神保健福祉センターとどう違う?

 

 

全国に設置されている市町村保健センターは2,500近くあり、より身近で利用頻度の高い保健・福祉サービスを受けられます。

 

保健所は、保健センターよりも幅広い役割を担い、その専門性が高いのが特徴です。

 

 

保健センターが実施するのは、具体的には乳幼児健診、小児予防接種、健康相談、成人病検診、がん検診など地域の住民が直接受けるサービスで、定期的に精神科医や臨床心理士などへの相談できる日も設けられています。

 

 

一方、精神保健福祉センターは47都道府県と20の政令指定都市に設置されている支援機関です。

 

心の病に関する困りごとの相談に対するサポートに特化した専門スタッフがいて、精神障害者保健福祉手帳の判定など業務も行います。

もちろん精神保健福祉センターでは心の病気や困りごとについて相談ができますが、保健所の方が施設数は多いため、まずはお近くの保健所で相談してみるのが良いでしょう。

 

保健所で受けられるサービス

 保健所は以下のような14の事業を中心に行っています。

まず、食中毒の検査や水質調査、食品施設の営業許可や調理師免許、飼い犬の登録や狂犬病予防、墓地や納骨堂などの許可生活衛生に関することといった生活衛生に関すること。

 また地域保健に関わる統計や医療・医薬品相談、新型インフルエンザなどの感染症の予防対策エイズ・難病対策などといった健康に関すること。

 

そして統合失調症、うつ病などの精神疾患、ひきこもりやアルコール依存症など心の健康相談、そして相談内容によっては関係機関・医療機関などへの紹介、障害福祉サービス等の利用支援もおこなっています。
 

  

まとめ

 保健所とは公衆衛生行政を実施する機関のことで全国に450以上あります。

 
市町村保健センターは2,500ほどあり身近なサービスを受けられますが心の病に特化したスタッフが常駐している訳ではありません。

 一方、精神保健福祉センターは心の病に関する相談に特化した施設ですが全国に67か所しかなく、確実に心の病に関して相談したい方はまずは近くの保健所を利用されると良いでしょう。

 また、これら3つの施設だけでなく市区町村の窓口ほか、心の病を相談できる機関はとてもたくさんあるため、まずは身近な窓口でお聞きになってみられればいかがでしょうか?

 ただ多くの機関では、働くにあたって必要な知識やスキルを身に着けるためのトレーニングはありませんので、一般企業への就職を考える場合は就労移行支援事業所の利用も検討されてはいかがでしょうか?

原則最大2年間利用できて、実際に就職に成功して働き始めてからも定着支援を受けることも可能になります。

 

私たち就労移行支援事業所スキルアップスマイルでは、さまざまな精神疾患や発達障害のある方などをサポートしてきて、開所以来6年間で70人以上の一般企業への就労を支援してきています。

 

京都の中心地である四条駅と烏丸駅に直結したビル内に事業所を構えてとても便利ですので、一度見学がてらご相談にお越しいただければと思っています。

 

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