2023.03.02
就労移行支援とは?
就労移行支援とは障害者総合支援法を根拠とする障害者への就業訓練制度であり、一般就労を目指す障害や難病のある方を対象に、就労移行支援事業所に通いながら知識やスキルを高めていただいております。
なお、就労移行支援を利用できる期間は原則24か月(2年間)です。
就労移行支援は18歳~65歳の方が対象で障害者手帳をお持ちでなくても医師の診断書があれば就労移行支援をご利用していただくことができます。
■就労移行は何ができるの?
就労移行支援で学ぶ2年間の中で、体調管理や障害理解を深め、就労に向けたトレーニングを行っています。
★通所することにより生活リズムが整う
就労移行支援の利用開始後、事業所に通所してトレーニングに参加していただくのですが、最初から週5日間の通所が困難な方にはまずは慣れるまで週3日程度を目安とした安定した通所を目指していただき、少しずつ慣れてきたら、就労移行支援を利用し一般就労を目指すという意味で、最終的には週5日間の通所を目標にしていただいております。
就労移行支援のゴールは「就労」だけではなく、「就労し、長く働き続けること」です。
就労移行支援を利用する中で、ご自身のペースで生活リズムを整えていただければと思います。
★長期就労に向けたトレーニング(ビジネスマナー、応募対策など)
就労移行支援では電話対応や名刺交換といった実践スキルにも力を入れています。
応募対策では、実際に存在する企業の中から「応募を想定」した上で、志望動機など含めた履歴書の完成を目指していただいております。書類作成については私達もスタッフとして支援を致します。
★ITトレーニングでPCスキルの向上を(Exceltime、デザイン)
当就労移行支援事業所ではExcelのトレーニングや、Adobeのillustrator等を使用したデザイントレーニング、PCスキルの向上に力を入れています。
Excel timeでは、一般事務で必要なスキルを学んでいただく為、データ入力や表作成、簡単な関数の使用など取り組みやすい項目から、VBAを使用したマクロの作成まで、幅広い分野で学んでいただいております。
当就労移行支援事業所で実施するデザイントレーニングでは、Photoshopやillustratorを操作しての基本的なデザインの作成から、実際にクライアントを想定として、オーダーや完成までの期限を設定した実践的なトレーニングまで実施しています。
これにより決められた期日に課題を提出するタスク管理力の習得にもつとめていただいております。
★就職後も長期就労実現に向けサポートがある(定着支援)
当就労移行支援事業所では、就職後、最大で3年6ヶ月の定着サポートをさせていただきます。就職後も長く働き続けることが出来るよう、就労移行支援を卒業後も継続してサポートを行っています。
私達は、京都の就労移行支援事業所で多くの障害をお持ちの方の就職をご支援させていただきました。
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