2023.06.20
就労移行支援の対象者は？／年齢や条件など詳しく解説します！
■就労移行支援とは？
一般就労等を希望し、雇用されることが可能と見込まれる方に対して、
①就労に必要な知識及び能力の向上のために必要なトレーニング
②職場体験等の活動の機会の提供
③就職後における職場への定着のために必要な相談等の支援など「障害者総合支援法」に基づく就労支援サービスを提供する場所です。
通所によるサービスを原則としつつ、個別支援計画の進捗状況に応じ、職場訪問等によるサービスを組み合わせます。
■就労移行の対象者は？（一例）
・対象者：65歳未満の方
就労移行支援の対象者は65歳未満である必要があります。対象年齢に関しては、サービス利用開始時の年齢でみるため、65歳になる前日に就労移行支援を受け始めれば、その後原則2年間継続が可能です。
・対象者：障害や難病等のある方
就労移行支援の対象者は障害や難病等がある方です。障害に関しては身体障害、知的障害、精神障害、発達障害のある方が対象となります。
・対象者：一般就労を希望されている方
就労移行支援の対象者は一般就労を目指す方です。一般就労とは企業や公的機関等に就職し、労働契約を結んで働く一般的な就労形態のことです。
また、障害者手帳をお持ちでなくても、主治医の診断書や意見書等などがあれば利用できる場合があります。
大学（4年生大学のほか、短期大学、大学院、高等専門学校を含む）在学中の方も市区町村の判断により利用できる場合があります。
■就労移行支援を受けられる精神障害・精神疾患のご利用者
スキルアップスマイルでは、例えば、下記の精神疾患をお持ちの方が利用しています。
・うつ病 双極性障害（躁うつ病）
・統合失調症
・適応障害
・パニック障害
・不安障害
・強迫性障害
・自律神経失調症
・てんかん
・高次脳機能障害
■就労移行支援を受けられる発達障害のご利用者
スキルアップスマイルでは、例えば、下記の発達障害をお持ちの方がご利用しています。
・アスペルガー症候群
・ADHD（注意欠陥多動性障害）
・自閉症スペクトラム（ASD）
・学習障害（LD）
また、発達障害と診断は受けていないが、発達障害の傾向がある方もご利用しています。
■スキルアップスマイルではどのような支援ができるの？
PCスキルをはじめ、基礎体力の向上や、集中力、持続力等の習得、適正や課題の把握から、マナー・挨拶・身なり等の習得まで、個々に応じたトレーニングや支援を大切に考えております。
トレーニングの内容については下記に一部ご紹介
・親会社エスユーエスが開発した、スキルアップスマイルだけの自己理解サポートツール「HQ Profile」では、自分では気付きにくいあなたの強みや得意な事を見える化します。
・「WEBデザイナー・PCオペレーター」への就職をサポートするトレーニングを実施しています。
・応募対策として個人ワークやグループディスカッションを通して、働くことについて理解を深めるトレーニングにも力を入れております。
