2020.11.26
12月3日から12月9日は障害者週間
皆さん、「障害者週間」という言葉を耳にされたことは、ありますか?
今回は、この「障害者週間」について、少し触れ、誰もが暮らしやすい社会について書いていきたいと思います。
■そもそも「障害者週間」って何?
「障害者週間」とは…多くの方々に「障害者の福祉」について、興味を持って理解を深めてもらうこと、障害のある人が社会活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、障害者福祉について知ってもらうための週間です。
期間は12月3日から12月9日の1週間です。
■どんな経緯で出来たのでしょうか?
1981年の「国際障害者年」に12月9日が「障害者の日」となり、1982年に国連総会で「障害者に関する世界行動計画」が採択されたのを記念して、一方、12月3日は、1992年に国連総会で「国際障害者デー」と決められました。
2004年に「障害者基本法」の一部が改正され、「障害者週間」は法律に基づくものとなりました。
■どのような取り組みがあるの?
国、地方公共団体、関係団体等で、障害者に関する啓発活動が行われています。
京都府では、平成27年4月に「京都府障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい社会づくり条例」施行されたのをご存じでしょうか?
この条例は、障害のあるなしに関わらず、みんながお互いにかけがえのない個人として尊重しあいながら、共に安心していきいきと暮らしやすい社会(共生社会)の実現を目指して設定されました。
■障害のある人もない人も…共生社会
社会には障害のある人にとって毎日の生活を送るうえで、支障となるバリア(モノや環境や人)があります。今はバリアを感じない人も、歳を重ねることや病気、事故によりバリアを感じることがあるでしょう。誰がいつ障害を負うかわからないのです。
障害のあるないにかかわらず、老若男女すべての人がお互いの人権を大切にし、尊厳を大切にし、支えあい、誰もが生き生きとした人生を送ることが出来る社会を作るこということは、人々の生活や心に「障害者」という考えがなくなるのではないでしょうか?
障害のある人とない人がお互いに尊重し支え合う「共生社会」の実現を目指し、誰もが暮らしやすい社会の実現に向け、「障害福祉」に携わる者として日々考え、社会にある「バリア」によって生じている「困りごと」に『気づく』目と心をもっていきたいと思います。
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