卒業生の声 「自分を理解することは一生続ける価値のある『ワーク』だと思います」
属性 : 適応障害 ADHD / 30代
就職 : 大手精密機器メーカー / 事務職
通所期間 : 6か月

画像はAIで作成しています
2年強ほど接客の仕事をされていたBさん。
コミュニケーションは苦手ではないものの、責任感が強く、与えられた役割をしっかりこなそうとするあまり、自分ができない部分ばかりに目が行ってしまってやがて接客がしんどくなって退職されました。
退職後は体調は少しずつ戻っていったものの、学生時代から高い能力を期待されたり厳しい規則がある場合、周囲からの目を気にしてプレッシャーを感じ過ぎるため、その克服に向けてスキルアップスマイルに入所。
オープン就労にて正社員での事務職を目指し、トレーニングを続けられました。
Q.スキルアップスマイルはどんな事業所でしたか?
他に5~6の事業所にも体験入所しましたが、スキルアップスマイルにして良かったと思います。とても居心地が良かったです。
支援員さん1人ひとりが気にかけてくださり、私は1人じゃないんだという安心感が生まれて意欲的にトレーニングに参加できました。
Q.支援員はいかがでしたか?
親身になってもらえ、常に冷静でとても心強かったです。いつも話しながら自分の頭の中が整理されていくようでした。
普通に接してくれるのであまり気負わず自己理解を深められました。今ではもう少しいろいろと話をしたかったと思っています。
Q. スキルアップスマイルでどんな力を付けられたと思いますか?
1つ目は自分を不調にさせない工夫の仕方ですね。考え方や疲れへのアプローチ方法が増えて体調管理に自信が持てました。
2つ目はパソコンの基本的スキルが身に付き、応用までできるようになったことです。 課題がなくても自分が分かりやすい方法でのまとめ方やエクセルなどの処理ができるようになりました。
Q.他にはいかがですか?
実務に近いシチュエーションを味わいつつ、意見交換などの複雑なコミュニケーションをする機会もあり、とても鍛えられたと思います。
またアサーションなどのセルフケアの講義で教わったことを、意識して日常に取り入れることで体調やメンタルが大きく改善しました。
Q.逆にスキルアップスマイルの良くなかったところを教えてください
ビジネスメールや文章などの応用編のカリキュラムがもう少しあればさらに自信に繋がったと思います。
応募書類の作成に入る段階で、履歴書の写真のことやちょっとしたリマインドをしてもらえれば、就活の全体像がよりイメージでき、より確実に進められたかもしれないと思いました。
Q.なぜ入社した会社に応募されたのですか?
障害者採用の取り組みの中で、社内に理解者を増やしていきたいという考え方に惹かれたんです。
Q.応募後はどんなことに力を入れましたか?
自己理解と体調管理です。 何度も模擬面談をしてもらい、気づきや気持ちを共有してアドバイスをもらいながら1つずつ落ち着いて取り組むようにしました。
模擬面談を重ねて書類や面接内容の軸を感じながら、自信を持って笑顔でハキハキと話せるようになりました。
Q.なぜ入社を決断できたのでしょうか?
入社後も支援員のサポートをもらいながら挑戦できることが心強かったです。 1人の戦力としての活躍や成長を期待してくれる企業の姿勢にもやりがいを感じたからです。
また業務の締め切りや時間に余裕を持って指示をしていただけたり、緊張緩和のために定期的に面談をしていただけたりという配慮もいただけたからです。
Q.では、Bさんにとって「仕事」「働く」とはどんなことですか?
誰かに貢献することで自信がつくものだと思うんです。たくさん学んで成長して、自分を高めて守れるものが増えていけば良いなぁと思っています。
Q. 最後に今後の目標、そして一般就労を目指す障害のある方へのメッセージをお願いします
トレーニングを通じて気づいた自分の特性をうまくコントロールしながら、まずはいただいた業務を着実に身に付けていきたいと思います。
将来的には障害のある社員のサポートができるぐらい自分が成長して、やがて採用や人事にも携わっていきたいですね。
自分を理解することは一生続ける価値のあるワークだと思います。しんどさが学びになり 自信に繋がることも多いです。
関わる人にも自分自身にも素直な姿勢を心がけるようにすれば、自分の可能性に気づけたりすると思います。
― ありがとうございました!


