2024.03.18
「相談支援事業所」とは?/サービス内容など解説!
目次
「相談支援事業」とは?
障害のある方をサポートする福祉サービスは多岐に渡っていてとても複雑になっています。
その多様なサービスをうまく利用してもらう手伝いをしているのが「相談支援事業所」です。
相談支援には「特定相談支援事業所」「一般相談支援事業所」「障害児相談支援事業所」の3つがありますが、ここでは障害のある18歳から65歳未満の方が受けられる特定相談支援を解説します。
特定相談支援事業所では主に障害福祉サービスの利用を検討する際の相談や手続きを担当し、「基本相談支援」と「計画相談支援」の2つの役割を実施します。
基本、相談支援では障害のある方やそのご家族から障害福祉に関するさまざまな相談に応じますがその結果、一般相談支援事業所や市区町村の障害福祉窓口を紹介される場合もあります。
一方で計画相談支援では、障害福祉サービスの利用に関する相談に応じ、利用者の困りごとやニーズを聞いて適切なサービスを紹介したり、障害福祉サービスを利用する際に必要な「サービス等利用計画」の作成を行ったりします。
また継続サービス利用支援として、サービスを利用し始めてからその支援がきちんと目的を果たしているかを確認して利用計画を見直したり、ときには支援事業者との間でサポート内容の変更ができるよう調整を行ったりします。
就労移行支援事業とのサービスの違い
障害者総合支援法に基づく就労支援サービスのひとつに就労移行支援事業があります。
一般企業などへの就職を目指す障害のある方を対象に、就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートやトレーニングを実施しています。
対象となるのは障害のある18歳以上65歳未満の方で、原則最大2年間利用できて多くの方において自己費用の負担はありません。
就労移行支援事業所では、利用者の方は事業所に通所し、サービス利用計画に基づき、障害のある方それぞれの特性や症状に応じて必要なトレーニングを受けられます。
相談支援は相談が必要なときに事業所に足を運ぶだけで、一般就労に必要な知識やスキルを習得するためのトレーニングなどは受けられません。
スキルアップスマイルでも相談支援事業所を活用
京都の四条駅と烏丸駅から直結したビルにある私たち就労移行支援事業所であるスキルアップスマイルでは、6年前のサービス開始以来70人以上の一般就労をサポートしてきました。
スキルアップスマイルでも京都の数件の相談支援事業所と密に連携を取り、ほとんどの利用者の方々がその相談支援事業所にて「サービス利用計画」を作成してもらっています。
まとめ
相談支援事業所は、とても多岐で複雑になっている障がいのある方をサポートする障害福祉サービスをうまく利用してもらうための相談に対応します。
相談支援の1つである特定相談支援事業所は障害のある18歳以上65歳未満の方が利用でき、利用者の方のニーズや状況に応じて適切な障害福祉サービスを紹介し、サービス利用計画を作成してくれます。
また、利用者の状況が変わったりした際には、サービス利用計画の変更などにも対応してくれます。
一般企業への就職を考える場合は、就労移行支援事業所の利用を検討されてはいかがでしょうか?
原則最大2年間利用できて、実際に就職に成功して働き始めてからも定着支援を受けることも可能になります。
私たち京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイルでも、ほとんどの利用者の方について、京都の相談支援事業所と連絡を密に取ってサービス利用計画を作成してもらったり、利用者の方の状況が変わったときなども頻繁に連携したりしています。
逆に、相談支援事業所から紹介されて利用を始められる方もいらっしゃり、相談支援事業のサービス内容もお伝えすることができます。
京都の中心地である四条駅と烏丸駅に直結したビル内に事業所を構えてとても便利ですので、一度見学がてらご相談にお越しいただければと思っています。
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