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HSPとは?/特徴や原因など解説!

 

目次

 

 

 

HSPとは?その特徴は?

 

 

HSPとは心理学的な定義で、Highly
Sensitive Person
の頭文字をとった略語です。
 
日本語に訳すと「非常に繊細な人」という意味で、昨今では「繊細さん」と呼ばれることも多いです。

 

 

人口の5人に1人はHSPHSC)の特性を持っていると言われ、主に以下のような4つの特徴が見られます。

 

 

1つの物事から多くの情報を読み取りすぎて疲れてしまったり行動をとまどったりする
・触覚、嗅覚、味覚、視覚、聴覚などにおいて刺激を受けやすい
・共感力が強く、感情が高ぶったり、ストレスを感じやすい
・爪が少し伸びても気になったり些細なことに敏感である

 

 

一方でHPSの特性はポジティブな面も多く、その感受性の高さから周囲の様子を良く捉えてうまく気配りをできたり、慎重な判断力を活かしたりすることなどもできます。

 

 

HSPは病気でも障害でもありませんが、発達障害と似ている部分も多く、またさまざまな刺激や周囲の感情などに振り回されて自分のキャパシティを超えてしまい、うつ病や統合失調症、睡眠障害、パニック障害などを発症するケースも多く存在します。

 

 

ですからHSPの特性が強くみられる場合は、心療内科などの専門の医療機関で診察を受けてみることも検討した方が良いでしょう。
 

  

 

 

HSPの原因

 

 

HSPは生まれつきの気質であり、後天的に発症する「病気」ではありません。
 
ただし生まれつきの気質や遺伝がすべての原因とも言い切れず、一般的には先天的な気質と幼少期の環境によって個人の敏感さは変わってくると考えられています。

 

 

また、HSPの中でも子どものHSPHSC(=Highly Sensitive Child)と呼び、親の育て方はHSPの原因にはなりませんが、親からすればHSC特有の感受性の高さから「育てにくさ」を感じ、そんな親の気持ちや態度を子どもが感じてHSPの特性が強く出ることもあります。
 

  

 

 

HSPの人によくある困りごとと少し楽になる方法

 

 

HSPの人の主な困りごととしては…
 
・周囲の人の会話や雰囲気
・音やにおいなどの刺激を強く受け取ってしまう
・気分が悪くなったり疲れてしまったりなどといったことがある

 

 

まずはどのような人や物事に過敏に反応してしまうのか、自分の特性を理解することが重要で、ストレスを感じる人や物事となるべく距離をとることも大切です。

 

 

そして職場の方々にも自分の特性を伝え、可能な限りの配慮を求めても良いでしょう。
 
例えば他の人が叱られたりする場面ではその場を離れさせてもらったり、音や光に刺激を感じるようであれば座席を変えてもらったりなどです。

 

 

対策として…
 
・刺激を受けやすい人からは距離を取る
・落ち着ける場所を見つけておく
・リアルな会話ではなくチャットツールを多用する
・イヤホンやマスクを用意しておいたりなどなどです。
 

  

 

 

まとめ

 

 

HSPとは心理学的な定義であり、日本語に訳すと「非常に繊細な人」という意味で人口の5人に1人はHSPの特性を持っていると言われています。

 

 

1つの情報から多くのことを考えすぎたり、五感がとても敏感だったり、共感性がとても高かったり、些細なことに敏感だったりという特徴があります。

 

 

HSPは病気でも障害でもありませんが、発達障害に似ていたり、HSPがきっかけとなって精神疾患を発症したりする可能性もあるため、専門的な診察を受けることも考えましょう。

 

 

HSPの困りごとは人によってさまざまですが、まずは自分の特性をよく知り、自分で取れる対策を講じ、場合によっては職場の方々にも配慮を求めましょう。

 

 

HSPの特性はそれぞれで、1人ひとりの方に応じた支援計画を立ててサポートしてくれる就労移行支援事業を利用されることを検討されてはいかがでしょうか?

 

 

2年以内での就職を目指し、実際に働き始めてからも定着支援を受けることも可能になります。
 
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