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京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイル

お知らせ・コラム

就労移行支援と自立訓練は併用可能なのか?

 

就労移行支援と自立訓練は、どちらも障害者総合支援法で定められた障害福祉サービスの1つです。

 

まず就労移行支援事業所では、就職や就職後の職場定着に向けた手厚いサポートを受けられます。


そのおおまかなサポート内容やメリットは以下のようになります。

 

・決まった時間に通所することなどによって生活リズムを整えることができる
・就職に向けて必要なさまざまなスキルのトレーニングを受けることができる
・自分に合った業種や職種を見つけたり、実際の就活のサポートをしてもらえる
・就職後も長く働き続けるために定期的にサポートをしてもらえる

 

 


一方で自立訓練(生活訓練)については、日常生活や社会生活において自立するためのスキルを向上させるためのプログラムであり、1人ひとりにとっての「自立」はさまざまなため、受けるメリットも下記のように多岐に渡ります。

 

[日常生活スキルの向上]
例えば入浴、食事の準備、着替え、掃除など身の回りのことを自分で行うためのスキルを向上できる

 

[コミュニケーションスキルの向上]
自分の気持ちを表現したり、相手の話を聞いたりする能力を向上できる

 

[社会参加能力の向上]
グループ活動やイベントへの参加、公共交通機関の利用など、社会的な場面での適切な振る舞いや行動ができるようになる

 

[自己管理能力の強化]
ストレスのコントロールや時間の使い方など、自分の感情や行動を管理し、適切に判断できるようになる

 

[独立した生活スキルの獲得]
 住居の管理、家計のやりくり、公的な手続きなど、独立した生活を送るために必要なスキルを身につけられる

 

[趣味や娯楽活動の導入]
趣味や興味に基づいた活動に参加し、楽しみながら社会的な関わりを増やすことができるようになる

 

こうして比較してみると、就労移行支援は目標が就職や定着と定まっていますが、自立訓練(生活訓練)は就職や復職を目指す場合もあれば、それ以前の安定した日中活動ができるようになることを目指す場合が多いことが分かります。

 

 

 


それでは就労移行支援と自立訓練を併用して利用できるのかどうかというと、これはなかなか難しいようです。

 

基本的には市区町村の判断にはなりますが、明確に併用を認めないとしている市区町村もある一方で、併用可能とはっきり打ち出している自治体はなかなか見つかりません。

 

まずは居住地の自治体窓口に問い合わせてみてみましょう。

  

一方で就労移行支援事業所でも、自立訓練における[自己管理能力の強化][コミュニケーションスキルの向上]にもしっかり取り組みますし、利用者それぞれの日常生活を安定させる助言も行っています。

 

逆に自立訓練で向上させる自己管理能力やコミュニケーションスキルは、就職や職場定着を実現するために直結した力でもあります。

 

つまり1人ひとりの状態がどのレベルにあるのかによって、どちらを利用するのがよいかを判断していくしかないのが実情です。

  

なお、私たち京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイルでは、就労移行支援と自立訓練(生活訓練)のどちらを利用すればよいのかなどについても相談にのることが可能です。

 

事業所見学もかねて一度お越しいただければと思っています。

 

 


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