2023.08.28
障害者雇用で求められるスキルとは?
●障害者雇用とは
従業員が50人を超える会社などでは従業員数に応じて一定以上の人数の障害のある人を雇用することが求められていて、多くの大きな会社では専任者を置いて熱心に採用活動を展開しています。
また、障害のある方の特性を活かした業務に従事してもらうことによって企業の一定の役割を担ってもらうケースも多くあります。
●障害者雇用で求められるスキルとは?
障害がありながらも民間企業や教育機関、役所などで働くには以下のような基本的なスキルが求められます。
・自己管理スキル
もっとも基本的なスキルは、安定的に業務できるよう自分の日々の体調や健康を管理できるスキルです。
また、職場ではストレスやプレッシャーかかかることもあるでしょうから、適切なメンタルヘルスケアやストレス管理の方法を身につけて心身の健康を保つスキルが大切です。
・コミュニケーションスキル
どんな仕事も1人で完結することはありません。つまり職場の方と「報連相(ホウレンソウ)」を始めとした適切な意思疎通を図るため、自分を理解してもらうことを含めたコミュニケーションのスキルはとても重要になってきます。
・学習スキル
働き始めてからは、新しい業務スキルを求められることもあります。ただ、そのスキルを習得するために1から10まで会社に頼るのではなく、自ら少しずつでも新しいスキルや知識を学び続ける姿勢が重要です。
このスキルを高めることによって、よりやりがいのある業務も任せてもらえるようになります。
●求められる+αのスキル
・PC基礎スキル
特にオフィスワークを希望する場合は、ExcelやWord、PowerPointなどのソフトのスキルは必須になります。
ただ高度なスキルを身につける必要はなく、それぞれのソフトの主要な機能さえ使いこなせれば良く、一方でタイピングのスピードや正確に作業できることが重要になります。
・専門スキル
プログラマーやデザイナーなどの業務においては、それぞれで必要なプログラミング言語や専用ソフトの活用スキルが必要となります。
またメーカーでエンジニアとして働く場合や、それぞれの業種おいて専門知識が必要とされる場合もあります。
・柔軟な対応スキル
企業は経営環境の変化に伴って事業や組織運営を柔軟に変えていく必要があり、ずっと同じ状態ではありません。
それぞれの方にはそれぞれ適切な配慮はしてもらえますが、障害がある方でもその変化に少しでも柔軟に対応できれば、より良い評価を得ることにつながっていきます。
●スキルアップスマイルを利用するメリット
私たち京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイルでは、毎年、発達障害や精神障害のある方10人強が一般企業などに就職され、その職場に定着するサポートをしています。
事業所に毎日決まった時間に通所することなどで生活リズムを整えることをベースとして、自分の障害特性や強み、弱みなどを理解し、自己コントロールできる力を高め、一方でコミュニケーションなど障害者雇用で求められるスキル向上の支援にも力を入れています。
また、事務職としての就職を目指してExcelやWordの基本的な操作をしっかり習得するだけではなく、実際に職場で発生するような業務を時間内に正確に仕上げられるスキルが身につくも数多く取り入れています。
そして利用者の方の頑張りが実って就職された場合も半年は継続的に定期面談を実施し、さらにスキルアップスマイルでは「定着」支援事業もしていますので、就職後7か月目からも月に一度の面談をしてその職場で永く活躍されることをサポートして行きます。
京都の中心地である四条駅と烏丸駅に直結したビル内に事業所を構えてとても便利ですので、一度見学がてらご相談にお越しいただければと思っています。
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