2021.01.08
書き初め
■書き初め
今年の初通所日の午後は、「書き初め」を行いました。
■そもそも書き初めの起源は?
書き初めの起源は、元日の朝に初めて汲んだ水で墨を摺り新年の恵方の方角に向かって詩歌を書く、平安時代の宮中行事で、それが江戸時代に寺子屋の普及により、一部の庶民にも広がり、明治時代から義務教育で書道の教育とともに書き初めも広く普及したとそうです。
■なぜ書き初めをするの?
書き初めには、「1年間の抱負や目標を定める」そして「字の上達を祈願する」という2つの意味があり、書き初めで書いたものは、「どんと焼き」で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると言われています。
■トレーニングでは…
正しい姿勢で、心穏やかに硯に向かい、精神統一しながらじっくりと墨を摺り、毛筆を使って書き初めをしたいところですが、今回は、筆ペンを使い、3つのテーマで行いました。
①今年の自分のテーマとなる漢字
②今年の抱負(四字熟語や五文字熟語でもOK)
③自分の好きな言葉(セリフや歌詞・詩でもOK)
■抱負を発表して、有言実行!
「何事も計画的に」「今日だけやる」「天真爛漫」「自由闊達」「勇往邁進」「初志貫徹」など、書初め用の半紙に抱負を書き、前に出て発表していただきました。
目標や抱負を書くだけでなく、みんなの前で発表し、実践していくことが、頑張り続けるモチベーションの1つになると思います。
皆さんの様々な抱負の先には「就職」があります。思いの詰まった抱負を聞き、私たち支援員は、訓練生がより長く働き続けることが出来るよう、寄り添い、一緒に良い方向へとサポートしなくては!!と気が引き締まりました。
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