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京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイル

お知らせ・コラム

卒業生の声 「対人関係のトレーニングは相手がいないと成り立ちません」

属性 :  双極性障害 / 40代

就職 : 大手メーカーシステム子会社  / 経理

通所期間 : 7カ月

Sさんはパートなどで5社で働く中、元配偶者との関係性で双極性障害が発症されました。

育児もする中で復帰するためには自分で自信をつけて行く必要があると考えられ、全体でトレーニングに取り組んだりコミュニケーション力が鍛えられる環境を希望してスキルアップスマイルに入所されました。


画像はAIで作成しています

Q.スキルアップスマイルでどんな力をつけられたと思いますか?

自分の体調の原因やできる対策を考えてその都度対処する力や、伝達事項、困りごとを積極的に発信する力です。

またOfficeソフトの基本操作とタイピングのスピードと正確性を向上させることができました。

Q.スタッフの姿勢はいかがでしたか?

就労という目標に向けて皆さん真摯に一生懸命サポートしてくださり、困ったときも温かく声をかけてくださったので、安心して通所し続けることができました。

さまざまな特性を抱えた利用者さんがいる中でどの方とも対等に分け隔てなく接しておられたので、話もしやすく良い信頼関係を築くことができたと感じております。

Q.トレーニングの内容はいかがでしたか?

自分が問題意識を抱えていたコミュニケーションやプレゼンテーションを重視したトレーニングが多かったので、通所を続けるうちに自信へとつながっていきました。

PCスキルは1人でも磨くことはできますが対人関係のトレーニングは相手がいないと成り立ちません

今やPCを使いこなすことは当たり前ですしAI もどんどん進化しています。そんな時代の中で生き残るにはヒューマンスキルが欠かせないと思っています。こうしたスキルを磨く時間を取れたことが非常にありがたいと思いました。

Q.事業所全体はいかがでしたか?

個人ロッカーや座席自由などが非常にありがたかったです。空調も随時調整してくださいましたし、快適な環境でトレーニングに集中できました。

利用者の方々も就職という同じ目標に向かってスキルアップをしようという意欲のある方ばかりでモチベーション維持にもつながりました。

Q.その他ではいかがでしたか?

月次報告会という形で他の利用者さんの取り組み内容も共有してもらえたことで、雑談のきっかけになったり自分の悩みを解消できたりと良い影響を受けました。

また就労先の紹介や実習など独自のコネクションで企業さんと繋がる機会もあることは非常に大きなアドバンテージだと思いました。

Q.スキルアップスマイルの良くなかったところ、役に立たなかったトレーニングやサポートについて教えてください

半年以上通所していると同じ内容のトレーニングを受ける機会が増えるため、中だるみにつながりやすそうだと感じました。

また手続き上で必要とはいえ、相談支援事業所さんとの定期面談はあまり必要性を感じられませんでした。計画作成以外のサポートもしておられるのかもしれませんが困ったときはスキルアップスマイルの支援員の方に相談することが圧倒的に多かったので。

Q.応募企業のどんなところに魅力を感じましたか?

大手メーカーのグループ会社ということである程度の安定は見込めるのかなと思いました。

またこれから注目される ICTやエネルギー事業にも力を入れておられ、多角的な事業運営から幅広い仕事にチャレンジ できそうだと感じました。

Q.内定を獲得するためにどんなことを頑張りましたか? また、どんな工夫をしましたか?

早い段階で応募書類の作成を行い、気になる企業があればいつでも応募できる準備をしていました。

また面接がとても苦手だったので事前に面接の一問一答を作成し、支援員の方にお願いをして何度も練習していただきました。

そして面接を受けた後は振り返りを行い、うまく答えられなかった質問には面接官の意図と適切な回答を考え、次に聞かれたときにはスムーズに答えられるように準備していました。

Q.入社に踏み切れた最大の理由は何ですか?

希望の経理関係の仕事につけることと、スキルアップスマイルさんから近いところで働けるので心理的な負担が軽いと思ったからです。

体調も比較的安定しており、なるべく早く社会復帰することが経済的な安定や自信にもつながると考えました。

Q.企業があなたを採用したのはなぜだと思いますか?

自分の障害について深く理解することができていて、体調が悪化する原因や対策を面接でもきちんと伝えられたため、長く働けると考えていただけたからだと思います。

精神障害のある方の雇用があまり進んでいない企業さんだったので採用決定には慎重になっておられたと思いますが、障害のことを自分の言葉で分かりやすく伝えられ、障害になじみがない方にも私のことをイメージしていただきやすかったのかもしれません。

Q.企業は職場環境などどのような配慮をしてくださいますか?

月1回の面談をしていただけ、業務量や内容も調整してもらえています。

Q.入社後はどんなことを頑張りたいですか?また、将来的にはどんな仕事や立場に就きたいですか?

希望の経理関係の仕事に就けそうですが、経験が乏しいため、初めはやりがいを感じにくいかもしれません。そういう状況に陥ったとしても長い目でキャリアアップを見すえ、目の前の仕事を確実にこなしてできることを増やしていきたいと思います。

将来的には正社員登用を目指し、経理関係のエキスパートになることで会社のマネジメントや財務会計にも踏み込んでいけたらと思っています。

Q.ではSさんにとって「仕事」「働く」とはどんなことですか?

収入を得ることが一番の目的ですが、仕事を通じて社会貢献することに生きがいを見いだせたり、スキルアップをすることで自信がついたりと、働くことが自分の成長や幸福にもつながると思っています。

私が初めて働いたのは高校生のときでしたが、自分の働きを認めてもらえたり頑張った対価として給料を得ることができたりと目に見える成果を感じやすく、それ以来自分にとって働くこととはとても楽しくやりがいの感じられるものとなりました。

体が動く限り 働き続けたいなと思っています。

Q.最後に障害のある方へのメッセージをお願いします

就労移行支援事業所でトレーニングを続けていると、できることが増えたり成長を感じて 嬉しくなったりする一方、自分のダメなところや人よりも劣っていると感じる部分が目について落ち込むこともあるかもしれません。

頑張れば必ず結果が出るわけでもないですし 働くことに不安や抵抗を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、「社会に出たい」という強い意志を持って壁にぶつかってもあきらめずに努力することで道は開けると思います。

就労という一歩を踏み出そうとしている皆さんを心から応援しております。

 

― ありがとうございました!

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