卒業生の声「運やご縁をつかむための”握力”を鍛えることができました!」
属性 : 40代 / ADHD・ASD・躁うつ
就職 : 大手精密機器メーカー / システムエンジニア
通所期間 : 10か月
システムエンジニアとして働いていたCさん。5年ほど前から外出することがしんどくなり、うつ症状が出ると休日には外出できなくなっていました。
会社を辞めてからは、どんなに疲れていても4時間以上寝ることができず、睡眠導入剤でなんとか6時間は寝れるようになっておられた状態。
対人スキルに自信が持てず、またそれまでの経験から自分は何が苦手なのか、できることやできないことをなどを1人では整理できずにおられて、4年間のブランクを克服し、永く働き続けられる力を付けるためにスキルアップスマイルに入所されました。

画像はAIで作成したものです
Q.スキルアップスマイルはどんな事業所でしたか?
立地的に「疑似通勤」ができて良かったです。入居しているビルが綺麗で快適に過ごせましたし、Zoomやクラウドサービスを 使ったりするトレーニング環境が本当に便利でした。
私は事務職の経験はなかったのですが PC 系のワークはとても実践的だったと思います。
またグループワークや他の利用者の方々との意見交換、SST(ソーシャルスキルトレーニング) はとても有益でした。
Q.支援員はいかがでしたか?
皆さんお忙しい中でも丁寧に対応していただいてありがたかったです。
Q.スキルアップスマイルでどんな力を付けられたと思いますか?
自分の体調やメンタルなどを「セルフマネジメントできる力」を障害理解や自己理解を通じて付けられたと思います。
Q.スキルアップスマイルの良くなかったところをおしえてください
強いて言うなら、利用者の人数が増えたときはトレーニングエリアが狭いなと感じたりはしましたね。
Q.なぜ入社した会社に応募されたのですか?
社風が堅実で事業展開も幅広く、障害者雇用に積極的だったところです。人事の方がスキルアップスマイルで講義をしてくださって興味を持ちました。
Q.応募後はどんなことに力を入れましたか?
自分の障害特性の把握を始めとした自己分析やキャリアの棚卸しです。もちろん企業研究もしっかりしました。
Q.なぜ入社を決断できたのでしょうか?
自己理解や障害理解がしっかりしてできていると思ってもらえたのと、ソフトウェアエンジニアとしての経験が活かせると思ったからです。
また、たくさんの障害者雇用の実績があって働きやすい環境を用意してくださっていたり、福利厚生も手厚いところも魅力でした。
Q.ではBさんにとって「仕事」「働く」とはどんなことですか?
社会貢献ができるとともに、自分の可能性を広げて人生を豊かにすることでしょうか。
Q.最後に今後の目標、そして一般就労を目指す障害のある方へのメッセージをお願いします
まずは与えられた業務を納期までにクリアできるようにし、使い手に満足度してもらえるアプリの開発がしたいなあと思っています。
私にとってスキルアップスマイルでの経験は運やご縁をつかむための「握力」を鍛える期間でした。 体調管理や障害理解、自己理解に励んで素敵な運やご縁をつかむための「握力」を鍛えてください!
― ありがとうございました!
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