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「摂食障害」の方に向いている仕事とは?/求めるべき配慮ポイントなど解説!

 

目次

 

 


 

睡眠障害とは?

 

「摂食障害」とは、食事をとることに何らかの支障があり、日常生活や仕事に問題が起きてしまう疾患で、1020代の女性に多く見られます。

 

 

主な摂食障害には食事をほとんど摂らなくなってしまう「神経性やせ症(拒食症)」と、極端に大量の食べ物を食べてしまう「神経性過食症」の2種類があります。

 

 

・「神経性やせ症(拒食症)」では体重が増えることへの強い恐怖心から極端に食事を制限し、進行すれば栄養不足で低血糖や骨粗しょう症などさまざまな問題が起きます。

 

 

・「神経性過食症」では大量の食べ物を一気に食べてその自己嫌悪感や肥満への恐怖心から嘔吐したり、下剤を服用して排出したりを繰り返し、腎臓や心臓に負担がかかり不整脈などを引き起こします。

 

 

一方で、摂食障害と診断された方の一定程度は抑うつ、双極性障害、不安症、強迫症、パーソナリティ障害など何らかの精神疾患が併存していると言われます。

 

 

摂食障害は生命の危険にもつながる疾患であり、主に内科や精神科、心療内科での診察が必要です。

 

異常な食行動の裏には心の問題があることも多く、心身両面からのアプローチが重要です。

 

 


 


 

摂食障害の方の仕事選び

 

 

 

     摂食障害のある方は、めまいやふらつきといった体調不良の他に、生理不順・イライラ・血圧低下などの症状が起き、業務に支障をきたします。

 

 

     また嘔吐があったり、下剤の使用を繰り返したりするとトイレに行く回数が増えます。

 

   そのことで職場の方々の目も気になり、仕事にも集中できなくなってしまいます。

 

 

  一方で食事をするところを見られたくなくて、職場の方々からランチや飲み会などに誘われても断らざるを得ず、職場で円滑なコミュニケーションが取れなくなったりもします。

 

 

  ですから他の精神疾患を併発していないとしても、自分の摂食障害について理解や協力をいただける職場を選ぶことが望ましいです。

 

 

 

 

 

 

 

摂食障害の方に向いている仕事(配慮して欲しいこと)とは

 

 

 

  前述したように摂食障害は生命に関わる疾患であり、重度の場合はしっかりと治療することが重要です。

 

 

  ただまだ重症とは言えない状態であれば、それぞれの症状に沿って周囲の方々にフォローをもらいながらも、それぞれの方に合った職場を選んだり仕事に就いたりすることを考えましょう。

 

 

  摂食障害の方の中には他の健康な方に比べて疲れやすかったり不整脈があったりといった症状が見られます。そのため疲労が蓄積しやすいフルタイムではなく、時短勤務ができる仕事が望ましいです。

 

 

  またランチを一人で食べていても放っておいてくれるよう配慮してもらったり、飲み会などへの参加を免除してもらえるような職場を選ぶと良いでしょう。

 

 

  また自分のペースで食事を取れるよう在宅ワークなどが可能で、ノルマに追われることの少ないプログラマーやデザイナー、ライターなどの仕事も検討しても良いでしょう。

 


 

就労移行支援を利用するメリット(定着支援など)

 

 

 

  摂食障害の症状は人さまざまで、また他の精神疾患を併せ持つケースも多くありますので、それぞれの方に対して丁寧なサポートが期待できる機関を利用することをお勧めします。

 

 

  その1つの候補が障害者総合支援法に定められた障害福祉サービスである「就労移行支援事業所」です。

 

 

  就労移行支援では利用者1人ひとりの特性に応じて支援の計画を作り、原則2年間以内に就職して職場定着できるようサポートしていきます。

 

 

  また多くの就労移行支援事業所は、就職後6カ月が経った後は1ヶ月に1度の面談をするなどの「定着支援」もおこなっていますので安心できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

  摂食障害は食べることに支障が出る疾患で、主に食事をほとんど摂らない「神経性やせ症(拒食症)」と、極端に大量の食べ物を食べる「神経性過食症」の2種類があります。

 

 

  摂食障害においては栄養面などから血液や骨、あるいは内臓などにも強い影響を及ぼし、また精神疾患も発症するケースも多く、心身両面からの治療が必要になってきます。

 

 

  仕事においてはめまいなどの症状や頻繁にトイレに行くなどして業務に支障が出るだけでなく、ランチや飲み会に参加できないことなどから職場コミュニケーション面でも課題が生まれます。

 

 

  ですから自分の症状を職場の方に伝えて配慮を求めることが重要で、時短勤務できたり勤務場所を選んだりできる職場や仕事を選ぶことが望ましいです。

 

 

  摂食障害の症状はさまざまで他の精神疾患もあるケースも多く、それぞれの方に応じた支援計画を立ててサポートしてくれる就労移行支援事業を利用されることを検討されてはいかがでしょうか?

 

 

  2年以内での就職を目指し、実際に働き始めてからも定着支援を受けることも可能になります。

 

 

  私たち京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイルでは、さまざまなトレーニングを受けて一般就労した後もしっかりと職場に定着されていています。

 

  京都の中心地である四条駅と烏丸駅に直結したビル内に事業所を構えてとても便利ですので、一度見学がてらご相談にお越しいただければと思っています。

  

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