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定着支援とは?/サービスなど詳しく解説!

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2023.09.20.

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■   就労定着支援とは?
 
精神障害や発達障害などがあって1つの職場で長く働き続けることができなかった方も多いかと思いますが、「就労定着支援」をご存じでしょうか?
 
就労定着支援とは障害者総合支援法に定められた「障害福祉サービス」のひとつです。

障害のある方が職場の労働環境や業務内容に順応して長く働き続けられるよう、就職後に生じた課題(悩みやトラブル)に対して、支援員が障害者ご本人と職場の上司の方などを仲立ちして相談を受けたり、必要に応じて助言をするなどの支援を受けられます。
 
具体的には…

疲れが溜まると遅刻や欠勤しがち…
仕事でときおち不注意によるミスをしてしまう…
職場の人との意思疎通が思うようにいかない…など

支援員がご本人と面談をしながら一緒に考えていきます。

その解決策において職場の配慮も必要であれば支援員が上司の方などに依頼をすることもあります。

  
  ■就労定着支援を利用するメリット
 
定着支援を利用すると生活面や体調面、就業面における悩みごとなどを自分1人で抱え込まずにすんだり、会社に言いにくいことも相談できるなど就職者のメリットが多くありますが、会社側にもメリットがあります。
 
障害の種類や特性は人によって異なるため職場の上司の方などもそれぞれの障害者が働きやすい職場づくりを定着支援員に相談できます。

また、医療機関をはじめとする関係機関とのスムーズな連携や情報共有ができ、障害の方の職場定着にもつながりますし、障害者雇用に関するノウハウが会社に蓄積されていくメリットもあります。

  
  ■ 就労定着支援の対象者や利用条件
 
定着支援を受けられるのは、就労移行支援や就労継続支援(A型/B型)、自立訓練、生活介護などの障害福祉サービスを利用して、民間企業や教育機関、役所などに一般就労した障害者の方です。
 
また定着支援を利用できる期間は最長3年間(就職後7ヵ月目から就職後36ヵ月目まで)で、料金は前年度の年収などにもよりますが多くの方が自己負担なく利用されています。
 
「就労移行事業所」が定着支援も兼ねておこなっていることも多く、そのまま同じ移行支援事業所に定着支援を依頼するケースが一般的です(就職後の6ヵ月間はそれまで利用していた移行支援事業所で定着支援を受けることができます)。
 
そして定着支援の3年の利用期限が過ぎた後も、各地域の障害者生活・就業センターや地域障害者職業センターなどで、各種の相談をしたり支援を受けたりすることができます。

  
  ■ まとめ
 
冒頭に記した通り、精神障害や発達障害などがあって1つの職場で長く働き続けることができなかった方などが利用を検討された方が良いのが「就労定着支援」です。
 
障害のある方が就職後に生じる悩みやトラブルに対し、支援員が障害者本人と会社を仲立ちして職場で長く働き続けられるよう相談や助言などの必要な支援が受けられます。
 
私たち京都の就労移行支援事業所スキルアップスマイルでも定着支援を行っています。これまで多くの方が3年間の定着支援を経た後も同じ職場でいきいきと働いておられ、そんな実例をお話することも可能です。
 
京都の中心地である四条駅と烏丸駅に直結したビル内に事業所を構えてとても便利ですので、一度見学がてらご相談にお越しいただければと思っています。
 
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